2011年10月15日土曜日

TECHVENTURE2011に参加した感想など。

2011年10月13日・14日と2日間にかけて、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズにて開催されたTECHVENTURE2011が閉幕しました。今回は、Nobot Inc.時代のつながりからご招待いただきまして、参加させていただきました。その熱気が冷めないうちにまとめておこうと思います。


初日は主に著名なVCの方々のプレゼンテーションやパネルディスカッションがメイン。恥ずかしながらVCに関してはあまり詳しくないので、そのすごさがわからないところはあるのですが。。。その中で、最初の方にスピーチをされたDraper Fisher JurvetsonのTim Draperさんのメッセージで「Entrepreneurs are Hero!」というのがありまして。なるほど起業家は新しい価値、そして仕事を創りだすのだと。さらに、成功している起業家に共通する要素として、1.課題を解決すること、2.変革を起こすこと、を指摘していまして、たしかになぁと頷いてしまいまいした。午後のパネルディスカッションでは、APACの地域別の動向、Green Techへの投資などについて、パネラーが意見を交わすセッションを行われていました。

ちなみに展示会もありまして、20~30くらいのベンチャーがブースを設けて熱く語っていました。以下のような感じです。(手前にオレンジ色の鳩のロゴがありますが、Pigeonholeという会議用Q&A投票サービスはカンファレンスでも使われていました。個人的にこういうロゴは好きです。)



2日目は、Accelerate@Techventure と名前が少し変わりまして、よりベンチャーに焦点が当てられており、約20社によるピッチ(これがメインイベントだったのではないかと思います)が行われ、午後はMobile GamingやMobile Advertisingなど、個別テーマのパネルディスカッションが行われました。

ベンチャーのピッチに関して、当初はネット系やスマートフォン系が多いのかと思いましたが、予想とは異なり、癌の治療、歯の矯正、節電管理システム、衝撃を吸収するスポンジなど、リアルにテック系や医療系のベンチャーがいてとても新鮮でした。そして、日本人からするとベンチャーは若い人達がするものだと思いますが、今回のピッチをしていた方々はどちらかというと、見たところ30代・40代に見える方がが多く、専門分野で経験を積んできた方が、起業をしているのだなと思いました。

ピッチとは別で、印象に残っているスピーチとしては、Nick Yangさん。プレゼンテーション資料も原稿も無いスピーチにもかかわらず、とてもわかりやすく聴衆を惹きつける見事なプレゼンテーション。アイデア自体はさほど重要ではなく、とにかく話してブラッシュアップすることが大事だと、様々な実践的なアドバイスをしていました。

さて、今回の2日間でスピーカーになっている日本人は二人しかいませんでした。一人はDeNAの森さん、もう一人はノボットの野田さんです。シンガポールというアジアの中心地におけるカンファレンスに、2人しか出ていないのはもったいない・残念だなと思いましたが、この2人の活躍ぶりには感動しました。

森さんは、VCの観点から昨今積極的に進めている買収のお話しや、モバイルの1プレイヤーとして、Mobile Social Gaming Platformであるmobageに関するお話しを展開されていました。2日間にわたってパネルに出席されておりマジですげえなと思いました。


さらに、我らがノボットの野田さん。2日目のMobile Advertisingというテーマでパネルディスカッションに登壇。ノボット代表として、海外展開をガシガシと進めてきた人物なだけあって、堂々と日本の広告事例や私見を話す姿には、もはや感涙です。


お二人とも、お疲れ様でした!

今回のTECHVENTURE2011では、かなりたくさんの方々に出会えて、情報交換ができたので非常に貴重な体験となりました。

さて、最後にご報告ですが、今僕はノボットからmedibaに出向しておりまして、シンガポール駐在事務所で活動することになっています。13日にはプレスリリースを配信しまして、シンガポールのテック系メディアとして有名なPenn Olsonに記事を書いてもらいました。ぜひ御覧ください!
Japanese Ad Company Mediba To Open Singapore Office